みなさん、こんにちは。いきなりですが、ちょっと質問です。
具体的に毎日何分間くらい坐っていますか?
5分?10分?15分?今回の質問は時間に関するものです。
今日の質問
「15分間のメディテーションって長くないですか?1回に何分くらい坐ればいいんですか?」
今日の答え
「1回につき、最低でも15分以上は坐ってください。そうでないと効果は出ません。」
みなさん「え、効果でない?」って思いましたか?
それとも「まあ、15分くらいは坐らないとね」って思いましたか?
一度でもマインドフルネス・メディテーションを体験した人はわかるかもしれませんが、みんな最初は良い姿勢で坐り始めます。しかしだんだん時間が経つうちに、肩を動かしてみたり、目をキョロキョロさせてみたり、体を動かしたくなってしまう。そんなことしてるうちに今度は、半眼なので、眠くなったりして、ついには眠ってしまったりします。最初はそんなことばかりです。
そして多くの方は、5分間もじっと坐っていられません。 みなさん、その原因は何だと思いますか? これが、マインドフルネス・メディテーションを行うにあたって、一番最初に取り組むべき問題なのです。これはみなさんに一度考えていただきたいことなので、一旦、次回までの宿題にさせてもらいたいと思います。
さて今回の議題に戻ります。
なぜ15分以上坐らないと効果が出ないと言っているのか。 簡潔にお答えします。
「マインドフルネス・メディテーション」は、医学的・科学的研究が進んだ瞑想法であり、メディテーション先進国アメリカでは、多くの研究機関や大学がメディテーションを研究をしていますが、その結果として「15分前後のメディテーションをしないと効果が出ない」という研究発表をしているのです。 ですからフィーリングで、だいたい15分と言っているわけではなく、科学的見地に基づいてお話しておりますので、もし坐るなら「なるべく15分以上坐ってください」とお伝えしております。
そして、15分以上坐ることに慣れてきたら、20分、30分、45分とだんだんと時間を伸ばしてみるということにも、挑戦してみてください。例えば、土曜だけ45分坐ってみるとか。だんだん長く坐ることに慣れてくると、いま長いと思っている15分は、短いとさえ感じると思います。
そして、坐るとき大事にしてほしいのは 「ゆるすぎず、きつすぎず」という言葉。
ゆるすぎても坐れてませんし、きつずぎても毎日の練習が辛くなってやめたくなってしまいます。
メディテーションは、苦行ではありません。あくまで坐った時に「ほっ」と安心感のあるものです。
「ゆるすぎず、きつすぎず」
さあ、まずは15分から始めてみましょう!
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